この記事では、第二子妊娠を目指した40代の不妊治療体験談についてまとめています。
今回は移植前の子宮内膜の測定について紹介しています。
お気軽にお読みください。
不妊治療8回目の診察内容は?
不妊治療の診察8回目の診察内容はこちらです。
- 内診
- 今後のスケジュール確認
- 移植日当日の説明
- 薬の説明
子宮内膜の厚さが移植できる条件を満たしていたようで、移植日は5日後に決定しました。
なんとかここまでたどり着きました。
あとは移植が成功するかどうか・・・
子宮内膜の厚さ
子宮内膜は排卵に向けて少しずつ厚くなり、着床に備えるようになるそうです。
子宮内膜は受精卵の着床に備えてふかふかのベッドのように厚くなり、着床する大切な場所。
内膜に十分な厚さと柔らかさがあることが非常に大切だと言われています。
そして子宮内膜の厚さは8~10mmあることが望ましく、着床しやすいと言われているようです。
私の内膜は10mmの厚さになっているようでした。
移植日の流れ
この日は移植日当日の流れについて説明を受けました。
まず当日の持ち物はこちらです。
- 水500mlを2本。
- コンタクトの人は眼鏡に。
次に来院前に行うことはこちらです。
- 食事と内服を済ませておくこと。
- 移植後はお風呂に入れないため、シャワーを済ませてくること。
移植後の注意点はこのようです。
- 帰りは家族の車のお迎えかタクシーでの帰宅。
- いつもより多めに水分を摂る。
- 当日はシャワー不可。
私は5日目の胚盤胞を凍結しているため、これを移植する予定になっています。
そして移植後の過ごし方の説明も受けました。
- 胚盤胞移植は5日間、トイレ・食事・シャワー浴以外は安静にすること。
- 仕事をする場合はデスクワークで行うこと。
「お腹に力が入らないように注意して」と言われました。
抱っこちゃんの3歳の子どもがいるのに安静になんてしていられるのかわかりませんが、やれることはやろうと思います!
こういう時に親に協力を求められたらいいのでしょうが、頼る親がいないとなかなか不便がありますね。
処方された薬一覧
この日は、内膜を安定させる薬や体の状態を良くするサプリメントが処方されました。
薬品名 | 服用 | 効果 |
ルトラール錠2mg |
1日4錠 時間指定 |
女性ホルモン(黄体ホルモン)を補ったり、生殖補助医療に用いる薬。 |
ラエンネック錠 |
毎食後、1回2錠 |
美容と健康をサポートするサプリメント。
アミノ酸、ペプチド類、タンパク質、ミネラルなど、からだの機能維持に必要とされる多種多様な栄養素や成分が含まれている。 |
L-カルニチン |
朝夕後、1回1包 |
必須アミノ酸のリジンとメチオニンを使って肝臓で合成されるアミノ酸の一種。
卵子の質を維持することができるサプリメント。 |
前回処方された薬を引き続き飲むことになり、追加で処方されました。
薬品名 | 服用 | 効果 |
ユベラ錠50mg |
毎食後、1回1錠 |
ビタミンEを補う薬。 |
エパデールS300 |
朝夕後、1回1包 |
血液が固まるのを抑え、血液の流れを改善したり、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす薬。 |
エストラジオール錠0.5mg |
毎食後、1回3錠 |
女性ホルモンの不足による症状を改善したり、生殖補助医療に用いる薬。 |
エストラーナテープ0.72mg |
隔日1回 |
女性ホルモンの不足による症状を改善したり、生殖補助医療に用いる貼り薬。 |
子宮内膜の厚さをキープするための薬が処方されました。
血流が滞らないように水分を摂ったりストレッチしたり体を冷やさないなど、できることをやっていこうと思います。
診察費用はいくらかかる?
診察8回目の費用はこちらです。
保険種別 | 診療内容 | 費用 |
保険適用 |
・再診料 ・調剤料 ・生殖補助医療管理料 ・胚凍結保存維持管理料 ・超音波検査 など |
15,700円 |
今回は胚の凍結の更新費用も含まれていました。
保険種別 | 診療内容 | 費用 |
自己負担 |
・胚凍結保存維持管理料 ・サプリメント など |
13,544円 |
診察8回目の診察費用は、合計29,244円でした。
胚の凍結費用
2022年から生殖補助医療が保険適用となり、医療機関によっては胚の凍結も保険適用となりました。
とてもありがたいことです。
しかし条件を満たしているか、また医療機関によってどのタイミングから保険適用になるのかは違うよう。
私は今回の来院で移植日が決まり、移植決定日から1年間、胚の凍結費用が保険適用となりました。
次回の凍結更新までの間に移植がうまくいって卒業したとしても、保険適用決定日から1年間は保険適用で胚を凍結してくれるとのことでした。
ちなみに保険適用になった胚凍結保存維持管理料(2年目以降)は10,500円(1年間)。
自費だった時は、1年間で約10万円くらい支払っていたのに!!
これだけでも負担が減るのは、本当に助かります。
まとめ
40代の第二子不妊治療の診察8回目について紹介してきました。
これまで診察を8回受けて、支払った総額は171,144円です。
次はいよいよ移植の日。
その2週間後は妊娠判定の検査の予定。
うまくいくことを願うばかりです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント