【不妊治療】第二子妊娠を目指して~診察1回目~

不妊治療

わたしごとですが第一子が3歳になり、幼稚園に通いだして約3ヵ月。

ようやく生活のリズムが整ってきたため、第二子妊娠について考えるようになりました。

私の不妊治療生活が誰かの役に立てば良いなと思い、ここに書き留めることにしましたのでご参考までに読んでいただけると幸いです。

不妊治療再開のきっかけ

第一子の不妊治療は「忘れずに薬を飲まなければいけない」「自己注射するのがつらい」「診察日が決まっていないから働きにくい」など、様々なストレスがありました。

そして治療費用や生活費など経済面での不安がないわけではありません。

しかし叶うなら、もう1人子どもがほしい!その気持ちを諦めたくない!

ということで今年で42歳という年齢で、高齢出産・助成金の年齢制限などの兼ね合いもあり、このタイミングで第二子妊娠を目指して不妊治療を始めることに決めました。

第二子不妊治療のスタート

2025年6月11日に久しぶりに病院へ。

病院は第一子の不妊治療で通っていたところに行きました。

すでに受精卵を凍結しているため、今回は以下の検査は省略となりました。

  • 精液検査
  • 子宮卵管造影検査
  • 通水検査

私が今回おこなった不妊治療1回目の診療内容はこちらです。

健康状態を調べる検査

以下の検査結果をもとに、今後の治療方針が決まるそうです。

この検査は第一子不妊治療の時も行いましたが、前回から数年経過しているため再度検査が必要とのこと。

結果が出るまで2週間かかるようで、次回の診察の時に結果を教えてもらう予定になっています。

まず内診での検査では、このようなことを診るようです。

  • 経腟超音波
  • 子宮頚癌検査(細胞診)
  • クラミジア抗原
  • 淋菌

次に5本分の採血をとりました。

採血では、このようなことを診るようです。

  • 貧血・肝臓機能・腎臓機能
  • 甲状腺刺激ホルモン(TSH)・甲状腺ホルモン(FreeT3・T4)
  • 感染症(B型肝炎・C型肝炎・HIV・梅毒)
  • 風疹抗体
  • 亜鉛

さらに尿検査もありました。

尿検査の結果は当日出ました。

2回目の診察は何をやるのか

2回目の診察は生理が来たら予約をすることになっています。

月経1~4日目に病院へ行き、月経中の血液検査を行う予定です。

これはホルモン検査のようで、以下の内容を調べることになっています。

  • 卵胞ホルモン(E2)
  • 下垂体機能検査(LH-RHテスト)
  • 卵胞刺激ホルモン(FSH)
  • 黄体化ホルモン(LH)
  • 潜在性高プロラクチン血症検査(TRHテスト)
  • インスリン抵抗性検査(HOMA)

これまで10年くらい不妊治療を行ってきましたが、採血する機会が多い印象です。

注射が嫌いな私としては、腕に針が刺さるたびに気が落ちていました。

私は診察が終わったあとに自分へのご褒美があると気持ちが保てましたので、みなさまもぜひ!

ホルモン検査って何?

難しい漢字が多く、いったいなんのこっちゃ!という検査が多いなと感じるかと思います。

一部ですがここに書き留めますので、参考になれば幸いです。

①卵胞刺激ホルモン・下垂体ホルモン(FSH)

FSHは脳下垂体が卵巣に出す命令ホルモン。

卵巣予備能のチェックをすることで、卵巣が卵子を作るパワーを見ることができる。

正常値は6~7(年齢により異なる)。

高いほど卵巣のパワーが減少している。

②黄体化ホルモン・下垂体ホルモン(LH)

卵胞を破裂させるホルモン。

月経期にこのホルモンが高いと、卵巣機能が低下していることがある。

③エストラジオール・卵巣ホルモン(E2)

卵巣が出すホルモンで、女性ホルモンといわれているもの。

数値が高すぎると前周期からの卵胞が破裂しないまま残っている可能性や、早期卵胞発育傾向の可能性がある。

非常に低い場合は卵巣機能が低下している可能性がある。

④プロラクチン・乳汁分泌ホルモン(PRL)

着床を妨害するホルモン。

このホルモンは授乳期に乳を出すホルモンで、授乳期以外にこれが高いと着床不全・不育症・流産の原因になる。

ホルモンが高い場合は薬剤を服用し、ホルモンを抑える必要がある。

⑤抗ミューラー管ホルモン(AMH)

卵巣予備能をチェックする最も有効なホルモン。

卵巣にどれだけ卵子が残っているかを見ることができる。

値が1以下の場合は卵巣に残っている卵子の数が減少している可能性がある。

⑥甲状腺機能検査(TSH・FreeT3・FreeT4)

首ののど仏あたりにある甲状腺の機能は、不妊症・不育症と密接に関連している。

甲状腺機能が低下する場合はホルモンの分泌が悪く、排卵障害や着床障害の原因になる。

甲状腺機能が亢進する場合は着床障害や流産・早産の原因になる。

診察費用はどのくらいかかる?

私が通っている病院では、このような金額でした。

診療1回目の費用はこちら。

保険種別 診療内容 費用
自己負担

・風疹ウイルス抗体検査(採血)

・HIV検査(採血)

3,375円
保険適用

上記以外の検査

9,020円

合計で12,395円でした。

私はすでに受精卵を凍結しているため夫が病院で行う治療等はないのですが「院内感染予防のため」ということで血液検査だけは行わなければいけないようでした。

夫の検査費用はこちら。

保険種別 診療内容 費用
自己負担

・風疹ウイルス抗体

・梅毒

・B型肝炎

・C型肝炎

・HIV

・クラミジア・トラコマチス抗体

※すべて採血

15,111円
保険適用

診察料等

1,820円

合計で16,931円でした。

診察1回目は夫婦合わせて29,326円となりました。

まとめ

第二子の不妊治療の診察1回目について紹介してきました。

病院によって診察費用や診察内容が異なると思います。

私の不妊治療生活が誰かの役に立てれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました