【予定帝王切開】手術前日から手術後の流れは?出産までの時間や入院日数も紹介

出産

初めての出産で帝王切開を予定している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

どのような流れで出産するのか不安に思っている方も多いと思います。

この記事では、予定帝王切開の手術前日から手術後の流れや出産までの時間・入院日数などについて紹介していきます。

帝王切開とは?

帝王切開

帝王切開とは麻酔をしてお腹と子宮を切開し、赤ちゃんを取り出す分娩方法。

帝王切開には2種類あるようです。

  • 予定帝王切開
  • 緊急帝王切開

日本の帝王切開の割合は約20%で、5人に1人が帝王切開で生まれてくるようです。

予定帝王切開とは

予定帝王切開とは、このようです。

事前の検査などから経腟分娩に適さないと判断され、前もって計画して行う帝王切開のこと

逆子や双子、胎盤が子宮の出口をふさいでいる場合、お母さんが以前に帝王切開やそれ以外の子宮の手術(例えば子宮筋腫を取る手術)を受けたことがある場合などが対象のようです。

妊娠37週までの健診で自然分娩が難しいと判断されると帝王切開になり、38週ごろに手術が行われるのが一般的だそう。

緊急帝王切開とは

緊急帝王切開とは、このようです。

緊急帝王切開は経腟分娩を予定していたものの、妊娠経過中やお産の進行中に何らかの理由で経腟分娩が不可能と判断され、急いで行う帝王切開のこと

分娩中の胎児・母体異常や破水後48時間以上が経過してもお産が進まない、その他緊急を要する場合に経腟分娩から帝王切開へと切り替えられるようです。

予定帝王切開の流れ

帝王切開

前日から入院して手術の準備をすることが多い予定帝王切開。

ここからは私の予定帝王切開の前日から手術後1日目までの流れを紹介していきます。

必ずしもこの通りのスケジュールにはならないと思いますが、「こういうことをやるんだ~」という気持ちで見ていただければと思います。

予定帝王切開の前日

帝王切開

予定帝王切開前日(入院初日)は、このような流れでした。

●11:30 病院に行き、窓口で必要書類提出

部屋に案内され、尿検査・NST(ノンストレステスト)・輸血用の採血を行う

●13:00 お昼ご飯

●14:00 術前オリエンテーション

看護師が入院中の流れや手術当日の説明などをしてくれました。

●15:00 手術部位の剃毛・着圧ソックスのサイズ測定

●15:30 シャワー

●16:30 着圧ソックスを履く

●18:00 夕ご飯

●19:30 心拍確認・血圧測定

●21時から食事禁止(水・お茶はOK)

●22:00 消灯

病院にもよりますが手術当日は回復室に移動するため手術前日は部屋で荷物は広げず、すぐに移動できるように荷物を整理しておくようにと言われました。

また手術後は動きが制限されるため、すぐに使いたいものは1つのバッグにまとめてすぐに取り出せるようにしておくと便利なのでオススメです。

手術当日

帝王切開

私は午後の手術予定だったため、このようなスケジュールになりました。

●8:00 手術着に着替える

●8:30 先生の診察

●9:00 NST(ノンストレステスト)を行う

●10:00 腕に点滴の針をつけ、手術前の点滴開始

※10時から水分禁止

※手術前までに指輪・ネックレスなどの装飾品、コンタクトレンズ・めがねは外しておく

●13:25 手術室へ移動し帝王切開開始

●15:30 手術終了、回復室へ移動

右腕に血圧計・左腕に酸素計・足にフットポンプを装着(尿道カテーテルは手術室で装着)

※悪露を出すために30分おきにお腹を押される

●17:30 先生の診察

※ここから悪露を出すために1時間おきにお腹を押される

●21:30から水分OK(問題なければ飲める)、おっぱいマッサージをする

人によって異なりますが、手術時間はだいたい30~60分だと言われているようです。

私は以前行なった子宮筋腫の手術で膀胱と腸が癒着していたため、赤ちゃんを取り出した後の処理に多少時間がかかりました。

赤ちゃん誕生まではだいたい5~10分くらいで、手術が始まったら「すぐ生まれた!」という感覚でした。(切開する前の麻酔の時間は結構長く感じました)

そして日付がかわりますが、夜中~朝まではこのような流れでした。

●1:00 医師の診察

●2:00 医師の診察

●3:00 看護師が尿パック交換に来る

●5:00 医師の診察

悪露を出すために夜中は医師(夜勤の先生)と看護師が1時間おきくらいに来ました。

そのたびに部屋の電気が付くため、手術当日は全然眠ることができず。

さらに悪露を出すためのお腹押しがかなり痛く、何かに捕まっていないと耐えられないほどだったため眠気と痛みでぐったりでした。

手術後1日目

帝王切開

病院によっては手術当日に赤ちゃんを抱っこできるようですが、私は近くで見れただけでした。

手術翌日は、このような流れでした。

●7:30 朝ご飯

●8:00 麻酔科の先生の診察

●8:30 担当先生の診察・内診

●10:00 採血・インスリンの注射(血液をサラサラにする)・血圧測定・体温測定・悪露の確認・聴診器で腸の動きの確認

看護師に体を拭いてもらい、パジャマに着替えさせてもらう

その後、歩行開始(問題がなければ尿道カテーテルを外す)

●11:00 点滴終了・おっぱいマッサージをする

●12:00 お昼ご飯

●14:00 回復室から大部屋に移動

※14時半~15時頃まで部屋で赤ちゃんと過ごす時間

●17:30 先生の診察

●18:00 夕ご飯

●22:00 消灯

この日は短い時間でしたが、赤ちゃんを抱っこしたり一緒に写真を撮ることができました。

手術後1日目は母乳やおむつ交換などのお世話はなく、この日は歩いてガス(おなら)を早く出すことが目標の日でした。

ガス(おなら)が出ないと腸が動いていないということになるようで、腸が動いていないと臓器が癒着してしまう可能性があるんだとか。

そのため手術後すぐにガスが出ないと食事を一時ストップしたり、検査などを行なわなければいけなくなるようです。

予定帝王切開の入院日数は?

帝王切開

予定帝王切開は経腟分娩よりも入院日数は長めで、経腟分娩に比べて1~3日ほど入院日数が長いと言われています。

病院によっては7日~10日くらい入院するようです。

理由は、傷の治り具合を見るため

私は6泊7日で退院しました。

まとめ

予定帝王切開の手術前日から手術後の流れや出産までの時間・入院日数などについて紹介してきました。

不安なことも多いかもしれませんが、赤ちゃんに会うために乗り越えましょう。

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