首がすわりはじめ、好奇心が旺盛になってくる生後5ヶ月頃。
親がご飯を食べている様子を見て、ヨダレを垂らしているお子さんもいるのではないでしょうか。
この記事では離乳食を始めるのにあたり必要な調理器具のリストや、100均で購入できる物などを紹介していきます。
離乳食を始めるのに必要な調理器具は?
離乳食の開始時期はお子さんの成長によりますが、生後5~6ヶ月頃だと言われています。
首がすわり支えてお座りすることができたり、親がご飯を食べているところを見て口を開けたりヨダレがいっぱい出てきたら、開始の目安のよう。
離乳食初期は食材をペースト状にして与えなくてはいけないため、お米や野菜などをすりつぶす道具が必要になります。
- 計る
- すりおろす
- すりつぶす
- 裏ごし
- ゆでる
これらができる調理器具が必要になります。
ここからは、どのような調理器具があると良いのか見ていきましょう。
①すり鉢とすり棒
すり鉢とすり棒は、おかゆや葉物野菜をすりつぶすのに便利な調理器具です。
赤ちゃんの食事は量が少ないため、すり鉢の大きさは大きすぎない方がオススメです。
②ブレンダー
ブレンダーは食材をペースト状にするのに使用する調理器具です。
一度に大量に作る時や、楽に短時間で食材をすりつぶすことができる便利なアイテム。
またハンドブレンダーは鍋などに直接入れて使用することができるため、洗い物が増えなくて有難い調理器具です。
少量しか作らない場合はブレンダーがうまく食材に当たらないため、私は綺麗にすりつぶすのが難しかったです。
その場合は、すり鉢のほうが適していると感じました。
しかし赤ちゃんは成長するにつれて食べる量が増えていくため、ブレンダーは長く使えるという声も多いようです。
③茶こし
茶こしは、食材の塩抜きやねばり食材を洗うのに便利な調理器具です。
④裏ごし網・裏ごすための器具
かぼちゃやさつまいもなどの根菜類をすりつぶすのに使用し、一度に多くの量をすりつぶせるため便利な調理器具です。
裏ごすために木べらやゴムベラ、スプーンなどの調理器具もあわせて必要になります。
裏ごし網は、茶こしやマッシャーでも代用可です。
⑤おろし器
おろし器は野菜などをすりおろすのに使用し、一気にすりおろせるため便利な調理器具です。
⑥蓋付きの製氷皿・フリージングトレイ
蓋付きの製氷皿やフリージングトレイは、作った食材を1食ずつ小分けに冷凍することができるアイテム。
冷凍しておくと電子レンジで温めるだけで食事を出すことができるので、時間がある時に多めに作って冷凍しておくと便利です。
⑦密閉できる保存容器
製氷皿やフリージングトレイで凍らせたものを保存するために、密閉できる容器があると便利です。
製氷皿やフリージングトレイのまま保存しておくと、冷凍庫内の場所を取ったり製氷皿やフリージングトレイが足りなくなる恐れが。
そういったことを避けるために保存容器があると便利です。
⑧計量カップ・計量スプーン
離乳食の初期はスプーン一口から始め、小さじ1が食べられるようになったら徐々に量を増やしていくのが良いよう。
そのためどのくらい食べさせるのか把握するためにも、計量スプーンがあった方が便利です。
⑨赤ちゃん専用のまな板・まな板シート
普段使用しているまな板と赤ちゃん専用のまな板を分けておくと衛生面で安心です。
また肉や魚を切る時はまな板シートがあると、まな板にニオイや色移りを防ぐことができ、かつ衛生的です。
⑩キッチンバサミ・ピーラー
キッチンバサミやピーラーは、野菜の皮むきや食材を細かくするのに使用する調理器具です。
包丁が苦手な方でも楽に使える調理器具です。
⑪赤ちゃん用スプーン
赤ちゃん用のスプーンは大人用と違い持ち手が細長く、赤ちゃんの口の中に入れやすい小さい形になっています。
大人が使用しているスプーンは、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんには使いにくいため、赤ちゃん専用のスプーンがあると良いです。
⑫赤ちゃん用の食器
赤ちゃんが食器を触ってひっくり返す可能性があるため、割れない素材の食器がオススメです。
また電子レンジ対応の食器があると使い勝手が良いです。
⑬お食事用エプロン・スタイ
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは口が未発達のため、食材をうまく口の奥に入れることができないよう。
また初めて口の中に食材が入ってきて拒否する赤ちゃんも。
そのため食材をこぼすことがあるので、このような素材のエプロンやスタイがあると良いですね。
- 洗って食材を綺麗に落としやすい素材(ポリエステルやシリコンなど)
- 防水加工のもの
- 食べこぼしがキャッチできるポケットがあるもの
使い捨てのスタイもあるので、洗濯物が増えないメリットもあるようです。
⑭ベビーチェア
お座りができるようになると必要になってくるベビーチェア。
自分でご飯が食べられるようになった時のために、テーブルに手が届く椅子が良いよう。
1人でお座りができない時期は親の足の上に乗って食べるため、すぐ必要になるものではないようです。
離乳食に必要最低限のグッズ一覧
離乳食に必要な調理器具やアイテムを紹介しましたが、ここからは私が実感した必要最低限あれば良い物を紹介していきます。
- すり鉢とすり棒(お米や野菜をすりつぶすのに便利)
- 裏ごし網(根菜類をすりつぶすのに便利。裏ごしはスプーンの背でできる)
- 計量スプーン(小さじがあると便利)
- 赤ちゃん用スプーン
- お食事用エプロンかスタイ
調理器具は最初から全てを揃えなくても問題ありません。
実際に離乳食を作り始めてみると「これが必要」というのがわかってくるので、まずは必要最低限のものを準備しておきましょう。
100均で購入したもの!画像も
ここからは私が100円ショップで購入したものを紹介していきます。
使用期間が短い調理器具は100円ショップで購入するのが、コストも抑えられておすすめです。
私は主にダイソーで購入しました。
①すり鉢とすり棒
私はあらかじめブレンダーを購入していました。
しかし1週間ほどのストックを作ろうと思っても量が少なかったため、ブレンダーではうまく食材をすりつぶすことができませんでした。
そのためすり鉢ですりつぶした方が楽だと思い、購入しました。
②裏ごし網と裏ごすためのヘラ
直径13.5センチの裏ごし網を購入しました。
グリーンピースなどの豆類は、皮を一気に取り除くことができるので楽です。
茶こしでも良かったのですが少し小さいと感じ、裏ごし網にしました。
またマッシャーでも良かったのですが、野菜の繊維を取り除きたいという気持ちがあったので裏ごし網を選びました。
③蓋付きの製氷皿
毎日離乳食を作るのは大変だと感じたため、時間がある時に多めに作り冷凍することにしました。
そのため冷凍させやすい蓋付きの製氷皿を購入。
一つ欠点があるとすると、冷凍された食材を製氷皿から取るのに苦労します。
製氷皿をひねっても叩いても、なかなか取れないのが大変です。
④冷凍保存袋
製氷皿で冷凍させた食材を保存するために、冷凍用の保存袋を購入しました。
場所を取らないため、重宝しています。
⑤計量カップ・計量スプーン
そこまで気にしなくても良いのかもしれませんが、普段使っているものと使い分けるために子供用に購入しました。
⑥まな板
まな板も普段使っているものと使い分けるために購入しました。
扱いやすくて柔らかく、軽いものを選びました。
まとめ
離乳食を始めるのにあたり必要な調理器具のリストや、100均で購入できる物などを紹介してきました。
初めてママは離乳食を作るのに苦労するかと思いますが、お子さんの成長のために頑張りましょう。
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